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| 国宝 地獄草紙 |
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| じごくぞうし |
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1巻
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当館の地獄草紙は明治年間には東京・大聖院の所蔵であり、のち神奈川・原家を経て国有になる。東京国立博物館所蔵の旧岡山・安住院本地獄草紙一巻とならんで著名な作品である。詞書き六段、絵七段からなり、隋の闍那崛多訳『起世経』巻二所説の八大地獄の周辺の十六小地獄を表したものである。現在の場面は、第一段糞屎泥地獄、第二段凾量地獄、第三段鉄鎧地獄、第四段鶏地獄、第五段黒雲沙地獄、第六段膿血地獄、第七段孤狼地獄となっている。なお絵第七段は『起世経』の孤狼地獄ではなく、『大楼炭経』に説かれる狼野干泥梨とする説がある。 |